たった200人のフォロワーに対し、準備期間1週間で18万円を売り上げた方法

Twitter運用

こんにちは、イチです。

先日「超効率的顧客・契約獲得術」という商材を作って、僕のTwiterアカウントでセールスプロモーションをしました。

8/15~8/18までの3日間限定、10部限定の販売でした。結果は、24,800円の商品が7部売れて3部余るというものでした。

この売上について、「大したことないな」と思われるか、「すごいじゃん」と思われるかは人によると思います。

判断はあなたに委ねますが、僕自身としては極めて上々な結果だったと思います。

正直一つも売れない状況すら想定していましたので。

いくつ売れたかはあまり重要じゃなくて、「このアカウント」で、「この価格帯」の商品が1つ以上売れたということが、極めて重要なんです。

今日は、その根拠や、僕がセールス中にやったこと、考えたことについてまとめたいと思います。

このページはこんな人に向けて書いています。

  • Twitterでマネタイズをしたい人
  • 自分の商品を作りたいと思っている人
  • 商品をまだ作っていない/売ったことがない人
  • 売っても一つも売れなかった人
  • プロモーションをしたことがない人

あなたがこれからセールスをかける上で、ひとつの参考になれば幸いです。

なぜこの商品を販売したのか

商品を販売しようと思った理由

僕は以前から言っていますが、普段は別のアカウントで別の商材を売っています。何故「イチ」で売らないかというと、「イチ」のフォロワーは僕の今までの商品のターゲットではないからです。

多分この記事を読んでいるあなたは、純粋なWEBデザイナーの方ではなく、コンテンツ販売やSNSマネタイズに興味がある方だと思います。

(WEBデザイナーでこの記事を読んでる方、マジでありがとうございます!)

で、僕がなぜ「イチ」のアカウントを運営しているかというと、「イチ」は僕のメインのアカウントであり、僕個人をブランディングし、僕の「信頼残高」を大切に貯めていくアカウントという位置づけです。(信頼残高については後述します)

だからこのブログや普段のツイートで、あなたに「お殿様、こちらをどうぞ」と価値提供をして、あなたに「そなたは余の役に立つから、余の貴重な時間を割いて読んでしんぜよう」と思ってもらえるよう頑張っています。

そういう理由で「イチ」のアカウントでは今まで一切商品を売りませんでした。

でも今回はあえて「イチ」のアカウントで商品を売ろうと思いました。

何故かというと、下記のような理由です。

  • 僕がいつも主張している、「少ないフォロワーでも商品が売れる」ことを、「イチ」のフォロワーさんに見える形で証明したかった
  • そのプロモーションを実際に見ていただくことで、僕の作業の追体験をしてほしかった
  • このブログの記事にして、僕のコンテンツを増やし、僕の実力を客観的に裏付けるため

つまり、「うまくいこうがいくまいが、イチとしてセールスを行い、この記事を書くため」だったのです。

売れたら「ほら、売れたでしょ?これが証拠だぜ!キリッ」ってドヤ顔できますし、売れなかったら「こういうセールスは失敗しますのでやめましょう!キリッ」という教訓記事が書けるわけです。

どっちに転んでも、僕にとっては美味しいですよね!!笑

今回は前者に転んだので、存分にドヤっていきたいと思います。

売上0を想定していた根拠

売上0かも知れないと思った根拠ですが、下記のとおりです。

  • 200人しかいないフォロワーさんの中に、「デザイナー」「エンジニア」「副業」「SNSマネタイズ」「Twitter運用」などなど、属性が多岐にわたっている。=ターゲットじゃない人がたくさん含まれている
  • 多分実際のアクティブフォロワーさんで、この商品の見込み客になりうる人は全部で50人くらいしかいなかったと思う。
  • Twitter→LPという極めて短い動線で、販売予告も3日前くらいから行い、十分じゃなかった。
フォロワーさんは「見込み客」です

あなたは僕の記事を読んでくれてるので、多分戦略的にジャンルを絞った活動をされているかと思います。

フォロワーさんは自分の商品で悩みを解決できる可能性のある「見込み客」のみを集めようという話はずっとしていますよね。

だから、今回の商品は、ターゲットである「なかなか仕事を獲得できない駆け出しWEBデザイナー」をたくさんフォローしたアカウントで、じっくり準備してセールスをかけるべきでした。その形が理想だったのです。

「集客」→「教育」→「販売」の動線

あなたは勉強熱心なのでおそらく知ってると思いますが、商品を売るための流れはこのとおりです。

今回のセールスでは、「集客」も「教育」もTwitterだけで行い、その人達にむけてLPでいきなり「販売」をかけました。これは決してうまいセールスプロモーションとは言えません。

万が一プロのマーケターにみられてたら「このイチって人、セールスへたくそだなあ」と思われてると思います 笑

通常、「教育」はステップLINEとか、ステップメールとかで行います。よくコンサル売ってる人が「この無料ノウハウが欲しい人はこちら!」っていってLINE登録に促しているのは、フォロワーから「アクティブな見込み客のみ」を厳選して、より濃い情報を与えながら、自分の商品を買ってもらえるように「教育」をするためにやっています。

商品販売の流れ

商品販売の準備にかけた時間

準備にかけた時間はお盆休みの1週間程度でした。この理由も後述しますが、「期限を区切る」というのも意図して行いました。だから超バタバタでした 笑

商品作成

まず、僕が経験の中で得たオリジナルノウハウの中でも、一番ノウハウにして他人にも実行させやすいものを選び、速攻でテキストにまとめました。商品がなくては始まらないので、まず商品を作ります。

ここで、そもそも「ニーズ」があるかないか、「競合」がどれだけいるかなど、このあたりの調査(マーケットリサーチ、市場調査ですね)をするべきなんですが、今回は時間がなかったので適当にしかしていません。

他の人が実行しても高い確率で再現できるように、ひたすら具体的な例を出しつつ、やり方を丁寧に説明しました。ここをおろそかにすると、せっかく買ってもらっても「返金請求」や「クレーム」が発生したら、僕の信頼は地に落ちてしまいます。なので、何度も推敲して、わかりやすくするために画像を入れたり文章を直したり、かなり丁寧に作りました。

モニターの募集

商品ができたら「モニター」を募集します。

TLに投げつつ、今回はDMでもWEBデザイナーのフォロワーさんに声をかけました。普段僕はあまりリプや交流をしていないので、ここで快く協力してくれた方には感謝する限りです。

ノウハウ商品には「客観的なお客様の声」と「再現性」が最も大切です。僕にしかできないことでは意味がないので、ターゲットになりうる人に商品を見てもらい、その再現性を客観的に判断していただく必要があります。

ここで普段の交流が必要になってくるんですね。だから仲がよく信頼できる人を何人か探しておくといいです。

あまり知らない人に軽率にここを頼んだりすると、最悪ノウハウを流出させられたりパクられたりしますので注意。まあそんな人はめったにいない(僕も会ったことない)のですけど、ビジネスを行う上では最悪の方の可能性を常に念頭に置いたほうがいいです。

LP作成

客観的な再現性も担保できたら、その人達に「紹介文」をお願いします。んで、次に「LP」を作っていきます。

LPの作り方を解説するとまたバカみたいに長い記事になってしまうので、それはまた機会を改めて。

コピー作成

LPには「ヘッドパーツ」に「キャッチコピー」が必要になります。今回はあまりスパイシーな表現を使っていません。

「営業ができないWEBデザイナーが、たった1回の電話で30万売り上げた驚異の極秘折衝術」とかにした方が多分売れましたが、「イチ」のブランドが一気に怪しくなるので、堅実なコピーにしました。

これも語ると死ぬほど長くなるので、別の機会に詳しく解説できたらと思います。

バナー制作

バナーは自分でデザインしました。

これです。

今までの記事バナーは「Canva」で適当に作りましたが、今回はターゲットが「WEB製作者」なので、見栄えが割と大切です。ターゲットに信用してもらうために、WEB制作の実績もださないといけないし。なので、Photoshopを立ち上げて自分でしっかりデザインしています。

自分のコンセプトカラーの「青緑」と、差し色にオレンジを使いました。

後でセールスライティングのプロに見てもらったら、デザインはいいけど「コピーが弱い」「パッと見で理想の未来を想像しにくい」とダメ出しをくらいました 笑 

デザインができる人は自分で作ればいいですが、できない人はCanvaを使って作るといいでしょう。

普通の商品なら、ここのデザインはそこまで重要ではありません。僕も今回の商材が「ゴルフ上達法」だったら、ここまで真剣にデザインしなかったです。ちゃんとした「売れるコピー」があれば、ここはフリー画像を背景にして見やすいフォントで作るだけで、商品は十分売れます。

つまり、デザインはターゲットによってはマストではなくて、コピーのほうがよほど重要。
デザインできないから外注とか考えなくていいです。それよりコピーを頑張りましょう。

Twitterプロフィールの修正

最後にプロフィールを修正して、僕のTwitterをみてくれた人にすぐに「僕の商品はこういうメリットを得られますよ」というベネフィットが分かるようにしました。今回は広告を打つつもりもなかったし、Twitterのみでセールスを行おうと思ったので、ここは必須です。同時に「固定ツイート」にも、セールスページへのリンクを置いた「渾身のセールスツイート」を置いておきます。

プロフィール文

ここのポイントは、最初にとにかく「具体的なターゲットに呼びかける」ことです。「案件取れないWEBデザイナー!」と書いて、「え、私のこと?」とターゲットの注意を引きます。

「営業不要で制作案件獲得~」って書くと、なになに、いい話?と読んでもらいやすくなります。

これも「キャッチコピー」ですね。意図を持って文章を作っています。

固定ツイート

ここも「キャッチコピー」です。とにかくターゲットの注意を引いて、限定性とメリットを並べて、バナーからLPに誘導することだけをひたすら意識です。

プロモーション作業

Twitterでフォローしていく

さて、この準備ができたら、いよいよセールス開始です。今回は8/15の20時から開始と予告しておきましたので、その時間にレターのLPを公開しました。

それからはひたすら、フォロワーではないWEB製作者の方々に交流やリプ周り、いいね周りをして、見込み客の流入を少しでも増やす努力をしました。(DM送ったり商品のセールスをするのではなく、本当にただの交流です。自分を認知さえしてもらえれば、興味がある人は僕のプロフィールを見て商品ページに来てくれるので。) 本当はこれ、マネタイズ用Twitterアカウントを作った開始直後からやっておくものなのですが、今回は「イチ」でやりましたし、かなり無茶なセールスをかけましたので、まあ成果もこんなもんですね 笑

定期的にツイートでPR

セールス期間の3日間は大体「朝、昼、夕方、夜」の1日4回で、上記固定ツイートをRTしたり、ちょいちょいこの商材についてのツイートを挟んだりしていました。とにかくインプレッション(見込み客に表示される数)を稼がないことには、せっかく良い商品でも認知すらされないので、ここは多少うざいくらい繰り返しPRしていきます。自分からすればうざい頻度でも、他人のTL上では、他の人のツイートの中ですぐに流れてしまうし、Twitterをずっと見ている人も少ないです。よって、頻繁にRTしても、フォロワーさんに見てもらえる可能性はあまり高くありません。自分がされたらうざいと思うくらいでいいです。

今回販売開始後、やったことはそれだけです。Facebook広告は今回Twitterユーザーを意識したLPになっていたのでしませんでしたが、商品内容によっては、ここでFacebook広告を1日2000円くらいでかけていくのもありだったかもしれません。

この悪条件下でも「1点以上売れた」ということが、僕にとってかなり重要だったことが、あなたにも理解していただけましたでしょうか。

完璧じゃなくても売れる

まとめます。今回、僕は「完璧」とは程遠い条件で、このセールスプロモーションをかけました。

準備も少ない期間で、ターゲットを絞りきったアカウントでもなかった。ステップメールなども噛まさず、「教育」フェーズも十分じゃなかった。

しかも金額も100円とか1000円とかじゃなく、本来5万円の商品です。超強気なプロモーションです。

僕がこのプロモーションをする上で、本当に言いたかったことは、「準備が完璧じゃなくても売れる」ということです。

今は有料級の情報が無料でどんどん手に入ります。その事により、勉強熱心な人ほど頭でっかちになってしまって、「ステップメール作ってない」「フォロワーも集まっていない」「準備が万全じゃないから」となかなかセールスを始められないという人が多いです。

僕自身もそういうタイプなので、そういう人の気持ちはよく分かります。

でも、70点でいいから、完璧じゃなくていいから、まずとにかく販売をしてみて下さい。僕みたいに「準備期間はお盆休みの1週間」とかにして縛ってしまうのも非常に有効です。

「優先順位」を判断して、「妥協」ができますから。

妥協をしながら結果を出す

それってビジネスをする上でとても重要なスキルです。ビジネス現場では、お客さんは待ってくれないし、納期も待ってくれません。

コンテンツ販売では自分の都合で期間を決められますが、それに甘えて「いつか売ろう」と思ってたら一生売ることができません。今あるスキルで作りうる最高の商品を携え、今ある条件で売るんです。

「時間は有限」であることを肝に銘じましょう。

PDCAっていうのは「Do(実行)」をしないと、後の「C」と「A」につなげることができないんです。

僕はこのセールスプロモーションの結果を踏まえて、さらにチェックとアクションを繰り返し、今度はより精度と確度の高いプロモーションをかけることができるようになります。

これだけ穴だらけの戦略で悪条件でも24,800円の高額商品が売れたんです。

なので、あなたがこの記事を参考に、僕と同じようなプロモーションをかければ、例えば100円とか500円で売ったらめちゃくちゃ売れる気がしませんか?

実際に売ってみて、1個でも売れたら僕みたいに「あー完全に理解した」みたいにドヤりましょう。

むしろ僕にTwitterでDMして存分にドヤってください。楽しみにしてます 笑

僕が行った今回のセールスプロモーションが、少しでもあなたのセールスの参考になれば幸いです。

反省点

「信頼残高」について

蛇足と言いながらかなり重要な話をしますが、あなたは「信頼残高」というものをご存知でしょうか。

例えば僕が、あなたに何か役に立つ情報や、無料で価値提供をすることで、あなたの中に、僕に対する「信頼残高」が少しずつ溜まっていきます。これは徐々に増えたり減ったりします。一定の値まで達すると、「この人の発信を見ていたい」と思ってもらえるようになります。

で、日頃から価値提供をして、僕ら発信者はこの「信頼残高」をコツコツ貯めているわけです。発信者がみんなLINEに誘導したあと無料でnoteを配ったり、有料級のノウハウを渡したりしてるのも、この「信頼残高」を貯めたくてやってるんです。

で、信頼残高を高めるのと同時に、「リスト」を取っています。昔は「無料レポートスタンド」というところでPDFを配布して、そのままメルマガに誘導していました。「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」と言われる、使い古された手法ですね。使うツールこそ変わりましたが、やってることは同じです。

リストっていうのは「アクティブな顧客」で、より自分の発信に興味を持ち、真剣に読んでくれる人の集まりです。メールアドレスだったり、LINE登録だったりします。フォロワー全体から、より「商品を買ってくれる可能性がある人たちだけ」を、漏斗で濾過するわけですね。

あつまったリストに対して、一般のツイートでは発信しないような濃い内容を渡していきます。すると、「この人のLINEに登録した私達だけにこんなに濃い情報をもらえた」という特別感・優越感を得られますし、その中で「信頼残高」の増加も加速されます。ご存知かもしれませんが、ステップメールという方法で、段階を踏んで小分けにされた価値のある情報を毎日1通ずつ渡していきます。

で、そこで増やしまくった信頼残高で、そのステップメールの最後に、本命商品(バックエンド)のオファーをそっと置けば、売り込まなくてもみんな喜んで買ってくれるというわけです。

つまり、逆を言うと、信頼残高が溜まっていないと商品は売れません。

知らない人からいきなり「マンション経営」の営業電話がかかると嫌な思いをするのは、この「信頼残高」がゼロだからです。「てか誰お前」で終わりです。

僕が今回「イチ」のアカウントでセールスをかけたことで、僕をフォローしてくれている人の信頼残高をかなり消費してしまいました。

売り込みをされるだけで、相手の信頼残高は減ります。その商品のターゲットであろうがなかろうが関係ありません。「販売する」=「なんだ、こいつ金が目当てだったのかよ」と思われ、一定数の離脱を招きます。日本人は僕自身を含めて、特に「金儲け=悪」という思想が根底にあるので、売り込まれたときのリム率も高いのではないでしょうか。

とはいえ、僕は今回のセールスをかけて信頼残高を消費しても、フォロワーさんにほとんどリムーブをされませんでした。これは何故かというと、「そもそもリムられるほどフォロワーがいなかった」ということに尽きるかと思います 笑 あとはフォロワーさんが優しかった…ありがとうございます。 

通常は、「セールスをかける行為は信頼残高を著しく消費する」ってことと、結構な数の離脱(リムーブ)を招くことを覚えておきましょう。

今後の運用に活かすべきこと

ここまで読んでくれてありがとうございます。この商品は価格を上げて、LPやコピーなど色々見直した上で、どこかで再販すると思います。

10名限定だったけど、購入者は10名に届いていないので。

LPや動線をどうやって直したかと、その結果どのくらい売れたかについては、また別の記事で解説しますね。

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